製造業

2009.04.24 003.JPG日本の製造業は高度成長期に自動車・電機・金属などの大手企業を頂点とするピラミッド構造により世界に冠たる発展を遂げました。

しかし、日本の経済が発展し人件費が欧米諸国並みになると、企業は安い労働力を求めて中国や東南アジアへ進出し、その結果国内では労働集約型産業の衰退が著しく所謂空洞化を招く結果となっています。

大手企業と共にいち早くアジアに生産拠点を移すことが出来た中堅・中小企業は成功を収めているところもあります。また独自の技術や製品でアジア勢の追随を許さず国内で成功している企業もあります。しかし、大半の中小製造業者は資金的にも人材的にも海外展開出来ず、アジアの企業とのコスト競争にさらされて事業規模の縮小や撤退を余儀なくされています。

しかしながら、製造業は日本の基幹産業であり、例えばトヨタが本社を海外に移し日本企業では無くなるというのなら話は別ですが、昭和の時代から蓄積してきた日本の製造業の技術はこれからもやはり日本の産業の中心であることに違いはありません。裾野産業を守るために日本人として立ちあがらなければならないと私は思っています。

 

では、そう言った空洞化が叫ばれている日本の製造業、特に裾野産業はこれからどうすればいいのか?

 

(アジア企業とは競合しない分野で勝負できる企業)

腕の利く職人を抱え独自の技術を持っているが職人の高齢化や営業展開で問題のある企業→販路の拡大と技術の伝承

少量・多品種・短納期で受注している企業→販路の拡大と製造規模の拡大

 

(アジアの企業と競合する分野で製造している企業)

機械化により人件費の負担が少ない企業→設備投資が企業の命綱、機械入替えの資金調達

優秀なパート職員により生産効率が高くなんとかアジア勢と競争出来ている企業→生産効率ノウハウに基づき規模の拡大を目指しアジアへ進出

 

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