ホテル・旅館業

11012000375.jpgバブル崩壊以降、ホテル・旅館の経営は長らく厳しい状況が続いています。

特に旅館の経営は老舗旅館が次々に倒産するなど日本の伝統ともいえる旅館業の衰退はなんとも寂しい限りです。

そもそも旅館は経営の観点からすれば設備投資が大きすぎて投資を回収し利益を出せる業態ではありません。これは簡単な足し算と引き算をすればわかる問題で、過大な投資の減価償却を吸収できる収益を上げられず、赤字経営が続いた揚句、銀行から見放され資金繰りに窮して倒産するパターンです。経営計画をきちんと精査せずに融資をした銀行にも大きな責任があります。

 

老舗旅館はかつては良い温泉を付帯しているという付加価値だけでお客様が集まっていましたが、時代の変化、嗜好の変化によりそれだけでは集客出来なくなってきています。

日本人がだめなら外国人と、アジアから旅行客を集めて一時は持ち直したものの、大震災と原発問題でまたまた窮地に追い込まれています。

 

では、旅館経営で安定的に集客し利益を出すにはどうすればいいのか?どういった付加価値を付ければいいのか。

それにはエンターティメント性=娯楽性を取り入れる必要があります。

ディズニーランドはアトラクションの入替えやショーの題目変更でリピータを常に飽きさせない工夫をしています。

要するにお客様を飽きさせない仕組みが必要です。

 

勿論、仕入れや人件費の管理などにより経費削減をすることは言うまでもありません。

 

ビジネスホテル、シティーホテルに関しては、ホテル専門コンサルタントが在籍してしておりますのでどうぞお気軽にご相談ください。

 

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