中堅・中小企業も海外へ

「もの作り日本」を支えてきた下町の中小企業。

しかし、今はアジア勢の台頭で企業の存続自体が危ぶまれる事態に。

経産省の資料では2009年の中小企業の製造品出荷額は1990年と比べて43%減少。

 

そこで空洞化の懸念から町工場の海外流出阻止一辺倒だった地方自治体も方針転換。

大田区産業振興協会はタイに会員用の工場団地を確保。すでに数社が進出済み。

プラスチック成型や金属加工の中小が多い葛飾区では、ベトナムで中小が進出しやすい賃貸工場の視察を行い海外進出のサポートを検討。

浜松市では海外進出を目指す協同組合が設立された。

群馬県金型工業会はメキシコへの進出を検討。

 

中小企業の海外進出に必要な資金を融資する日本政策金融公庫の「海外展開資金」の今年4月〜9月の利用件数は250件と前年同期比で倍増。

 

国内産業の空洞化が問題視されていますが、日本経済の構造問題を議論しているほど中堅・中小企業は暇ではありませんし、このまま国内で事業継続できるほどの資金や人材、ノウハウの確保もままなりません。

地方自治体が中小の海外進出に理解を示し支援していただけることは、海外進出ノウハウに乏しい中小企業にとって誠に喜ばしい事です。

1社では効率が悪い事でも数社が共同で進めていけば中小でも海外進出に道が開けるでしょう。

 

当社では、ベトナムの大手国営証券会社 バオベト証券 と提携し、日本企業のベトナム進出をサポートしています。

現地視察、ベトナム企業の紹介、現地法人設立、工場団地選定などベトナム進出を総合的に支援致します。

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